2020/10/27 04:35
おはよう御座います。今日は火曜日、昨日の市場買い付けで300g〜400gの産地直送鮮魚を事前に募ってラインくれた現場料理長に届けたのは北海道産黒ソイ&長崎産色黒ガシラの2種でした。なぜかガシラの色が黒くどちらも似てしまい少し残念。なぜならば持ち回りでお客様に選ばす演出の場合にはやはり見た目で損してしまうのです。粋な言葉が言えたら良いのですがどちらも同色で通常と違う色!について話せたらお客様も興味を持ち売れるのですがね。
鮮魚はさて置きいつものように乾物屋にも行き酒の肴を買い付けるのですが、少し前にできていた演出が今はできない店舗が増えているのです。
それは何か?
タイトルにある 「炙り」という行為。
キッチンの中はokですがお客様にコンロと固形燃料で好きに炙らす提供スタイルがビルによって御法度なのです。消防法が厳しくなりそれが禁止になったのです。
厨房が見えないお店では炎が見えることも美味しさの演出でしたので残念です。匂いにつられた相乗効果での追加オーダーなんて展開も大いに期待できたのですがね。
ひどいのはバーニャカウダというアンチョビとニンニクをペースト状にしてオリーブオイルで伸ばしたものを専用の陶器に入れて下から蝋燭入れて温めたソースで食べるイタリア料理のサラダが人気で販売していましたが、ある日売り上げを競っていた近隣の店舗からの通報でデペロッパーから廃止!の通達がありA商品を辞めた経緯があります。
解るのだが席上でそれができなくなりメニュー削除に。他店もチクるなよなと。作り手の愚痴ですがその保温ないし温めるという演出、パファーマンスを消されたことは厳しいですね。チャッカマンの普及ですっかりマッチも見なくなりましたね。時代だな。
〜マッチをするたびに、意地悪して炎吹き消すは
メインテーマ。〜

うるめ 香ばしく炙って マヨネーズと七味唐辛子で。ほろ苦く美味いよねー。

色が黒いガシラ、カサゴです。

煮付けのイメージ黒ソイ。